沖縄の外人住宅
私の好きな外人住宅
現在ではほとんど沖縄中南部に点々としか残っていない「外人住宅」。
そもそも「外人住宅」とは、在日米軍の軍人やその家族のために造られた
米軍ハウス。
構造はいたってシンプルで、もうほとんどが築50年をオーバー。
沖縄が返還されてから民間にも貸し出されるようになったようです。
そんな「外人住宅」に来沖当初から憧れ、現在も居住中。
今では基地関係者用の高級な「賃貸用外人住宅」も建てられていますが、
私が好きなのは平屋のもの。
それこそ築50年以上でリフォームしなければまともに住めないです(笑)
今でこそお洒落なイメージのある「外人住宅」ですが、
私が来沖した頃はボロ屋の代表格みたいな感じだったなぁ。。。
近年、価格も高くなってきているような気がします。
外人住宅あるある
そんな「外人住宅」のあるあるを紹介してみたいと思います。
1:夏暑い
これは結構強烈!天井の断熱していてもダメ。構造上の問題?
夏はクーラーかけっぱなしです。
2:冬寒い
基本コンクリート打ちっぱなしですし、無駄に空間が広い。
それでもまぁ、沖縄の冬ですが・・・
長年住むとそれなりに寒いです。
3:湿気が凄い
基本、地面と床面が近いので特に梅雨時は悲惨。
(梅雨時は沖縄自体悲惨ですが・・・)
電球の熱で気流をつくっての湿気対策だと思うけど・・・
初めてみた時は何なのかわかりませんでした。
4:お墓が近くにある
なぜかお墓の近くにある物件が多い気がする。
外人さんは気にしないからですかね?
まぁ、私も沖縄のお墓は大きくてあまり怖くないですけど。
5:天井が落ちてくる
さすがに築50年。
しかも昔は海の砂を使っていた物件もあるらしく中の鉄筋がサビサビ。
鉄筋が膨張してコンクリートがはがれて落下してきます。
かなり危険っ!
6:基地の騒音が凄い
わが家もそうですが、
基地周辺に物件が多く、必然的に爆音状態に。
普通に電話もテレビも聞こえない(怒)
また、近所には普天間第2小学校。
校庭に米海兵隊のCH53E大型輸送ヘリの窓枠が落下
したのは記憶に新しい。
そんな危険とも隣り合わせ。(外人住宅に限ったことではありませんが・・・)
何年かごとにサッシやドア・エアコン・換気扇などを交換してくれます。
7:ほとんどの物件が借地
だから、売買は上物のみが多い。
それに借地の「名義書換料」なるものが数十万円から数百万円かかる。
年間の地代は、広さにもよりますが
数百万円の地域から数万円のところまで。
業者さんが地主の場合には地代が高い印象があります。
固定資産税等を考えたらどっちが得なんだろう?
今後、折を見て
お気に入り地域の「外人住宅」を紹介していこうと思います。